MacPCでかんたんブルーライトカット〜フィルムは絶対に貼らないで〜

ブルーライト

PCの画面を見ながら長時間作業していると、目が疲れ、乾き目になり、しまいにはまぶたが痙攣してくるなんてことが起こってきます。

昨今その原因がブルーライトにあるということをよく耳にするようになりました。

そこで対策を講じるということになってこようかと思いますが、Macを使っている場合は間違っても美しいディスプレイにブルーライトカットのフィルムなど貼らないようにしてください。

なぜフィルムを貼ってはいけないのか

Macは設定でブルーライトを調整できるからです。

フィルムなど貼ったらディスプレイの美しさが台無しです。

そしてフィルムを貼るのはおそろしく面倒です。

全くスマートでないのでやめましょう。

ではどのように設定すればよいのでしょうか。

解説していきます。

ブルーライトを軽減する方法

1 Night Shiftを使う方法

まず、ブルーライトの調整を「Night Shift」で行う方法を紹介します。

システム条件を満たしているか

そもそもNight Shiftが使えるかを確認する必要があります。

条件は以下のとおりです。

Night Shift を使うには、macOS Sierra 10.12.4 を搭載した以下のいずれかの Mac コンピュータで、内蔵のディスプレイまたは下記のディスプレイを使う必要があります。

  • MacBook (2015 年前期以降に発売されたモデル)
  • MacBook Air (2012 年中期以降に発売されたモデル)
  • MacBook Pro (2012 年中期以降に発売されたモデル)
  • Mac mini (2012 年後期以降に発売されたモデル)
  • iMac (2012 年後期以降に発売されたモデル)
  • Mac Pro (2013 年後期以降に発売されたモデル)

Mac で Night Shift を使う方法(Apple)より

この条件をクリアしている場合は、次に進んでください。

(条件をクリアしているかの判断は、次の「Night Shiftの設定方法」の「Night Shift」のタブが出てくれば、対応しているということになります。)

この条件をクリアしていない場合は、こちらをクリック

Night Shiftの設定方法

Appleメニュー→「システム環境設定」を選択します。

システム環境設定

  

ディスプレイ」をクリック

ディスプレイ

  

Night Shift」タブをクリック

Night Shift

最初は「スケジュール」が「オフ」になっており、何も設定されていない状態です。

ここで、「明日までオンにする」を選択すると一気に画面が黄色がかってくると思います。これでブルーライトが軽減されました。

最初は違和感を感じると思いますが、慣れます。

目が疲れるよりましです。

「スケジュール」と「手動」

スケジュール」を「日の入から日の出まで」にすると、日の入りから日の出までの間だけ、自動的に Night Shift を有効になります。

スケジュール」を「カスタム」にすると、Night Shiftを有効にする時間を設定することができます。

「手動 明日までオンにする」にチェックを入れると午前7時までNight Shiftが有効になります。

以上がNight Shiftの設定方法になります。

Night Shiftが使えない場合は、次の方法でもブルーライトを軽減することができます。

2 ディスプレイのカラーを補正する方法

Appleメニュー→「システム環境設定」を選択します。

システム環境設定

  

ディスプレイ」をクリック

ディスプレイ

  

①「カラー」タブをクリック

②「補正…」ボタンをクリック

カラー補正

  

続ける」ボタンをクリック

ディスプレイキャリブレータアシスタント

  

①「ネイティブ・ホワイトポイントを使用」のチェックをはずします。

②ホワイトポイントの設定をD50にします

③「続ける」ボタンをクリック

ホワイトポイント

  

プロファイルに名前をつけて「続ける」をクリック→プロファイル名の別名をつけて「続ける」をクリック

プロファイル名設定

  

完了」をクリック

完了

  

設定したプロファイルを選択する

プロファイル選択

これで完了です。

ブルーライトが軽減されたため、かなり画面が黄色がかったと思います。

まとめ

ブルーライトカットの威力はNight Shiftの方が強力です。かなり黄色いです。でも慣れます。Night shiftを切って、カラー補正でのブルーライトカットにすると少し眩しい印象です。

それでも何もしないのと比べるとかなり眼への負担が軽減されるのを実感できます。

このようにMacはフィルムを貼ることなくブルーライトを軽減できるため、ディスプレイを美しいまま保つことができます。面倒な上に画面が淀むフィルムを貼る理由がありません。

私は1日パソコンの画面を見ていますので、この画面設定だけでは結構しんどくなってきますので、ブルーライトカットのメガネをしています。これをするとほぼ眼に違和感がなく1日の仕事を終えられます。

ブルーライトカットを始めて以降、この2年間でなんと視力が回復してました。両眼0.1だったはずが0.3になってました。すべてがブルーライトカットのおかげかどうかはわかりませんが。

Appleも次のようなコメントを出していますので、ブルーライトを気をつけるのに越したことはないと思います。

夜間に明るいブルーライトにさらされると、24 時間周期の体のリズムに影響が生じて寝つきが悪くなることがあるという研究結果もあります。

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