法人で経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)に申し込みの際に、必須の口座振替に使用できる金融機関の口座を持っていなかったことから、三菱東京UFJ銀行に新規に法人の預金口座作成手続きを行ってきました。
前提
今回は3つ目の法人用の預金口座の開設です。
ゆうちょ銀行、ネット銀行に続き、メガバンクに口座を作ってみました。
犯罪防止のために、口座の開設が厳しくなっている昨今、3度目の口座開設ではどのような現状になっているかレポートします。
持参した書類
必須の書類
- 履歴事項全部証明書
- 印鑑証明書
- 免許証等の本人確認書類(公的機関が発行しているもの)
自主的に持参した書類
- 法人の直近の確定申告書(控え)
- すでに開設している口座の通帳
- ノートPC(事業内容を聞かれた時に自社のホームページを見せるため)
- 実印と届出印
法人のお客さまの新規口座開設について(三菱東京UFJ銀行サイト)
行員とのやりとり
書類への記載
会社名、開設の目的、業種、従業員数等簡単なアンケートの記載を求められます。
手が止まるような質問はなく、スラスラ書ける簡単な内容のものでした。
書類の提出
履歴事項全部証明書、印鑑証明書と代表者であることを確認された後に免許証の提示とコピーを求められました。
すでに開設している口座を持っていることから、通帳の資本金が入金になっているページのコピーを求められました。(持っていってよかった)
行員からの主な質問
色々聞かせていただきますという前置きから
社名の由来
これは面食らいましたが、簡単に説明しました。
口座開設の目的は?
セーフティ共済の掛け金の引き落としのための口座です。
事業の内容は?
履歴事項全部説明書の「目的」欄に記載されている事業内容について聞かれ、それぞれわかりやすく説明しました。
インターネットのページは会社名で検索できますか?
これこれという検索ワードで検索すると事業内容についてよりわかりやすいと補足
あとで検索する様子でした。
仕入先等の取引先との契約書はありませんか?
仕入先がない事業内容なので、その旨説明したところ納得していただけました。
口座の開設の可否について、1週間程度でお電話で伝えるということで終了。(そんなにかからないと思いますがとも言っていました。)
そのほか開設の申し込みに関する書類の記載など求められず、印鑑も出る幕もありませんでした。
審査が通った知らせ
3営業日後に晴れて審査が通った連絡をもらえました。
お知らせを受けた日の翌営業日以降に手続きが可能で、以下のものを持参するように言われました。
必要なもの
- 履歴事項全部証明書
- 印鑑証明書
- 免許証等の本人確認書類(公的機関が発行しているもの)
- お届印
終わりに
法人の預金口座が3社目ということもあったのか、そんなに手続き上困ることもなくつつがなく進んだ印象。
先に示したホームページに記載のある下記書類があるのであれば持参して行った方がよいと思います。
■必要に応じ、ご提出をお願いする書類
口座開設目的や事業内容、主な株主等、その他についてお尋ねします。お尋ねした結果、追加での書類のご提示をお願いすることがあります。
(1) 会社案内、製品、パンフレット、お取引先さま向けご提案書、見積書、注文書、仕様書等 (2) 事業の実施自体に各行政機関等の許認可・届出・登録等が必要な業種の場合は完了済であることを確認できる資料
しっかりとした事業の実態があり、詐欺などに使われるような口座でない裏付けがほしいというところからの審査になりますので、上記書類がなかったとしても、事業に実態があることがわかるようなものがあれば、行員の方にわかってもらえるよう持参して行くにこしたことはないと思います。